2017年9月19日火曜日

子どものかかわり3連続講座②

サポーター養成講座で、毎回人気の
小菅孝子先生の「心の発達と保護者のかかわり」が、
9月14日(木)に行われました。



子どもの発達には、段階があり、月齢・年齢にそった成長が見られます。
親との密接な関係の中で情緒が安定すると、
自立心が育ち→適応能力→知的能力へと発展します。
また、手や足をしっかり使うことで感覚や運動能力が身につき、
表象思考(見立ての力)が育ち、→具体的思考→抽象的思考ができるようになることを学びました。

幼児期には基礎である、情緒の安定と、運動がとても大切です。
子どもとのかかわりの中で、
「禁止・指示・先回り」をして、
子どもが考えるきっかけや体を動かす機会を奪ってしまっていることが多い。
教えるのではなく、一緒に共感して楽しんで、
子どもの持っている力を引き出すような接し方が望ましいとお話しいただきました。

子どもの発達段階を理解したうえで、
「今は人見知りの時期なんだな」
「今はイヤイヤの時期なんだな」
と、子どもを受け止めることが第一歩なのです。



情報過多の今、どの情報をチョイスするかとても難しくなっています。
「お母さん(お父さん)の生き方でいいのよ」
「焦らない、急がない、ゆったりと」
「知識の中で育児をしないで」
とのメッセージをいただきました。